皆さんは購入するゲームを決める時にはどういったものを参考にして購入していますか?
例えば発売前にネットを使って前評判やPVにトレーラーといった情報を集めて総合的に判断したり、時にはゲーム情報雑誌を読んでそこに記載されているレビューを参考にして判断したりと様々だと思います。
とはいえ様々な方法を駆使して購入したゲームも実際にプレイしてみたら自分に合わなかったとか、逆にそれ程期待せずに値段だけで衝動買いをしてプレイをしてみたら思いのほか自分の好みだったというのはゲーマーの中でも良くある話でしょう。
本当の意味でゲームを本当に評価しようとした場合どうしても実際にプレイする事以外では正しい評価が下せないのですが、今回ご紹介する作品は世間的にはそれ程評価が高くない作品となっていて、私が以前に何気なく購入して実際にプレイしてみた所中々の良作だったという作品です。
作品タイトルは「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」。
PSPにて1をPS VITAにて2が発売されているシリーズでライターは両方ともプレイしてクリアしていますが、今回は1に比重を置いてご紹介します。
最近やるゲームがないと感じている方はちょっとだけ本記事を覗いていってみては如何でしょうか?
目次
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まさかの衝撃タイトルに衝動買い
ライターが初めてシリーズを購入したのは2012年にPSPでスパイク・チュンソフトより発売された『CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!』になります。
……『俺の子供を産んでくれ!』??
そう、購入したきっかけはこのあまりにも衝撃的なタイトルが理由でした。
タイトルの理由は『愛好の儀』
ぶっとんだ衝撃的なタイトルの理由はゲームを始めるとすぐに判明します。
本作ではRPGパートでの戦闘を主人公とヒロイン達が交わる事によって生まれる『星の子』と主人公で行います。その為、星の子を増やす事はそのまま戦力の強化と繋がる為、主人公はヒロイン達とガンガン交わって星の子を量産する必要があるのです。
ちなみに…
恋愛アドベンチャー+ダンジョンRPG+ラノベ
本作は人気作『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を手掛けたプロデューサーの新作(当時)RPGであり、ゲーム会社スパイク・チュンソフト発足第一弾の作品という事もあり、奇抜なタイトルとは裏腹に良く出来た作品でした。
本作のストーリーは、人と話すことが苦手で女性に対してはかなり鈍感な現実世界から異世界に救世主として召喚された主人公が、同じように異世界から召喚された幼馴染の少女を含む12人のヒロインと絆や愛を深めて世界を救うというもの。
…ベタ過ぎて逆に清々しいですねw
システムは大きく分けて恋愛要素の強いアドベンチャーパートと、
ヒロイン達との間に生まれた星の子達と共にダンジョンの奥深くまで潜っていくターン制バトル式ダンジョン探索型RPGパートに別れています。
アドベンチャーパートでヒロインとの好感度を上げた状態で愛好の儀を取り行うとより強力な資質を持った星の子が生まれやすい為、この二つのパートは実に上手く繋がっています。
12人のヒロイン達との蜜月を楽しもう
ヒロインが12人もいてアドベンチャーパートがオマケという事はまずありえません。
本作の醍醐味は恋愛アドベンチャーとRPGの融合ですが、比重としてはややアドベンチャーパートが大きいように感じられました。
ヒロインとなるのは上記画像の左から、
- コレット…パン屋を経営している水瓶座の巫女
- フェミルナ…わがままな性格の大富豪令嬢。獅子座の巫女
- リリス…占い師でもある双子座の巫女。2重人格。
- 粉月マヒル…主人公の幼馴染の乙女座の巫女
- ファルン…街の酒場で働く踊り子の山羊座の巫女
- ミレイ…クールな宮廷魔術師の天秤座の巫女
- レオーネ…宮廷医師でもある蠍座の巫女
- アリー…修道女でもある牡羊座の巫女
- ルカ…心を読める特殊能力を持つ蟹座の巫女
- スゥ…動物好きで物静かな射手座の巫女
- ユズハ…人コミュニケーションが苦手な魚座の巫女
- タルア…猪突猛進な性格の牡牛座の巫女
となっており、エンディングももちろんヒロインの数プラスアルファ用意されているので、好みの子を狙うも良し、全員を落としてハーレムを目指すも良しとヒロイン達との蜜月はプレイヤー次第ですw
忘れてはいけない格好良く頭に残るOP
ゲームでもアニメでもやはりOPというのは作品の顔とも言うべき重要なポジションにあると言えますよね。
本作にも当然の如くOPがあるのですが、これがフルアニメーションで構成されている上に曲もかなり格好良い出来となっています。
ちなみに…
最後に
本作はPSPでのタイトルですが、現在ではPSNでのダウンロード販売も行っている為、PS VITA等でも気軽に遊ぶ事が出来ます。
本作はこの後2013年に続編『CONCEPTIONII 七星の導きとマズルの悪夢』を発表しています。直接的な繋がりはないのですが、本作のシステムや雰囲気をそのまま継承、進化させた正統続編となっていますので、興味が沸いた方はこちらも是非プレイしてみて下さい。
記事が好評なら、もしかしたら2の方も紹介するかもしれませんが、今回はここらでお開きとさせていただきます。