隠れた良作第二弾! 世界観一新でも正統進化な【CONCEPTIONII 七星の導きとマズルの悪夢】は変身ヒーロー!?

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以前ぶっ飛んだタイトルの割に隠れた良作として「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」をご紹介しましたのを覚えていますか?

売り上げの方が思いのほか好調だったからか、2012年に発売された翌年2013年には続編が発売されました。

そのタイトルは「CONCEPTIONII 七星の導きとマズルの悪夢」。

続編と言っても実は物語的な正統続編という訳ではなく、ヒロイン達とのアドベンチャーパートとRPGパートに別れている事や主人公を助ける星の子の存在、そして星の子を産む為のある意味本シリーズ最大の目玉である儀式などのシステム面において全てが正統進化した意味での続編となります。

そこで今回はプラットフォームもPSPから3DS・PS VITAと一新した隠れた良作第二弾として「CONCEPTIONII 七星の導きとマズルの悪夢」をご紹介したいと思います。

PSPは持っていなくとも3DSやPS VITAを持っているという人は多いと思いますので、やるソフトがなくて困っているという方もそうでない方もぜひご覧ください。

今回のコンセプトは学園モノにして変身ヒーローモノ!?

前作の主人公は現実世界から異世界に転移してきたという設定でしたが、今回の主人公は元より舞台となる世界にいた人間となっています。

しかし前作もそうであったようにまるでベタなラノベのような設定がある意味魅力の本シリーズにおいて今作の主人公がただの人である筈がありません。

今作では魔法世界『アナザーテラ』を舞台に、信仰される星神の刻印が現れた者・聖徒達の中でも力の源となるエーテルを生み出せる唯一の存在である『マレビト』の主人公と、同じく星神の刻印を持つ聖徒である7人のヒロイン、悪友とも呼べる友人やライバル達が通う学園を拠点に『原罪の迷宮』と呼ばれる迷宮(マズルサークル)を踏破する物語となっています。

今回はヒロインだって戦います!

前作では主人公と星の子のみがRPGパートにおいて戦闘を行ってきましたが、今作ではヒロインも主人公と共にダンジョンへ潜って闘います。

中でも目を見張るのはダンジョンに潜る際に主人公とヒロインが戦闘用のコスチュームになるのですが、その演出がまるで変身ヒーローのようw

全員分の変身シーン動画

ヒロインだけだったら魔法少女的とも言える仕様ですねw

また、加えて戦闘面でいえば今作では星の子の職業も新たに複数増え、共に戦闘に参加する事となった各ヒロインと主人公の合体攻撃が追加されるなどまさに正統進化といって差し支えない仕上がりとなっています。

前作もそうでしたが、ただヒロインといちゃつくだけのゲームでは無いのですよw

ちなみに…

ベタなラノベ的な要素がたっぷりと詰まっている本シリーズですが、主人公の武器に関してはある意味で中二的といえます。前作の主人公が刀に対して今作は双剣…しかも逆手持ち…。いわんとしている意味を感じ取れますでしょうか?w

ヒロインは総勢7人! どの子が好み?

今作では総勢7人の女の子がヒロインとして登場します。

上記画像左から…

  • フィーネ…主人公の先輩。写真を撮ることが趣味。
  • セリナ…小柄ながらも実力の高いツンデレ。姉が経営する喫茶店で手伝いをしている。
  • フウコ…学園に編入した主人公が最初に知り合った、明るい性格だが思い込みが激しい子。水泳をしている。
  • エリィ…主人公の後輩。瞳は星。
  • ナリカ…主人公達が所持属するネメシスイータークラスの副クラス委員。いわゆる委員長ポジション。巨乳。
  • トーリ…研究所育ちの聖徒。右半分の髪の色は黒で、左半分は白の不思議ちゃん。髪の色に合わせた戦闘時の服装になるとまるでモノクマ。
  • クロエ…聖徒ながらも実力が高く教官も務めている少女。いわゆるお姉ちゃんポジション。巨乳。

となっています。

前作のヒロインが総勢12人だったのに対して7人と減った形ではあるのですが、その分各ヒロインのエピソードや絡みが増加した為、ヒロイン達との蜜月も前作よりも濃い使用となっています♪

皆さんはどのヒロインが好みでしょうか?

ちなみに…

ヒロインの数が前作よりも減った理由としては、前作のヒロインの好みが思いのほか別れた為今作ではそれらを参考にしてより人気の高かった要素を集めた結果だと語るのはプロデューサーの齊藤祐一郎氏。
 ヒロイン成分が凝縮されるのは良い事です♪

完成度の高いOPも健在

前作でも完成度の高いOPを見せてくれた本シリーズですが、今作もしっかりとOPを作ってくれています。

歌うのは『ファイナルファンタジー11 ヴァナ・ディールの星唄』にてエンディングテーマを歌った『ファンタスマゴリック』で前作とはまた一味違う実力派アーティストですが、前作といいよくスパイク・チュンソフトの人は見つけてきますねw

最後に

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可愛らしいヒロインとのイチャラブ本格的なダンジョンRPGも付いてくるという一挙両得な本シリーズは今作を最後に新作は途絶えている状態となっていますが、個人的には前作同様決して悪くない作品であると感じているため地味に続編を希望しているシリーズでもあります。

名の知れた、もしくは周囲の評価が高い作品というのは多くの人がプレイする作品ではありますが、それほど認知度の高くないゲームであっても本シリーズのように思いもよらず面白い作品というのは結構あります。

いつもとは違うゲームをプレイしてみるというのも見識を広げる機会としておすすめですよ♪

年末年始の空き時間に如何でしょうか?

  • B!