【ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド】の魅力をご紹介

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出典:任天堂

今尚人気に衰えを見せないWii U及び任天堂 Switch用アクションアドベンチャーゲームゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(以下BotW)。今年の3月3日に発売されてから既に3か月が経過していますが、既にゲーマーの中からは「歴代ゼルダ最高傑作」「いや、任天堂史上最高傑作だ」とまで言わしめるほどの名作ゲームとなりつつあります。

当然3カ月もの時間が経過していると発売日に購入された方はもちろんの事、ゴールデンウィーク前に購入した方も既にクリアしているという方は多いとは思いますが、本作にどっぷりと浸かってクリア後もやり込み続けてプレイ時間が100時間を優に超えているという人は結構ざらにいるのではないでしょうか。

ある意味で任天堂の看板ゲームの一つとも言えるゼルダシリーズという事もあり制作側の気合もプレイヤー側にしっかりと伝わる本作。任天堂 Switchが発売されてから初とも言えるガッツリ遊べるゲームである事も相まって、現役のガチゲーマーやゲームから離れていた元ゲーマー、そして普段それほどゲームをしない層までもが虜になってしまうという本作の魅力について今回はお伝えしたいと思います。

縦横無尽に駆け巡る。オープンワールドにハマる!

出典:任天堂

本作を始めた人がまず最初に驚き、そしてどっぷりとハマっていく大きな理由として今までにない自由度の高さというものがあるでしょう。

今回のゼルダはとにかく自由度が高く、美しい3Dの画面上に映る全ての場所を散策する事が出来るのですが、これは本作 BotW がオープンワールドを採用しているからにあります。

オープンワールドとは、簡単に言うと従来のゲームのように一見広大なフィールドが描かれていたとしても実際に動ける範囲は透明な壁に遮られたり区切られているという限定的なものではなく、目に見えるものは全て探索できるというゲームシステムの事になります。グランド・セフト・オートシリーズFallout シリーズThe Elder Scrollsシリーズといった海外製のゲームにより一般的に知られるようになりましたが、昨今ではゲームの新しいトレンドとして浸透しつつありますね。

我らが主人公のリンクが草原を駆け抜け、崖を登り、空を滑空し、時に水辺を泳ぎ、広大なフィールドを縦横無尽に動き回る様は、ただ移動するそれだけでワクワク感が止まらず、操作するプレイヤーをすぐさまハイラルの地へと引きずり込みます。

出典:任天堂

ちなみに…

本作では走ったり泳いだり滑空したり崖を登ったりと、フィールド探索に必要不可欠ともいえる一連のアクションは全てがんばりゲージの容量によって行使できる時間が決められています。(上記画像のリンク左上にある丸いメーターががんばりゲージ)
その為、がんばりゲージが少ない状態では満足にフィールド散策が出来ないので、がんばりゲージの容量を上げる為にメインクエストそっちのけで奔走するプレイヤーは多いですw

 

多様なアクションで謎を解け。謎解きにハマる!

出典:任天堂

ゼルダシリーズの魅力の一つとして謎解きを上げる人は多いと思いますが、当然本作BotW もゼルダシリーズ伝統のかゆい所に手が届く謎解きは健在です。ダンジョンの中やサブクエストは謎解き要素がてんこ盛りで、細やかなものから大掛かりなものまで多種多様の謎を様々なアクションを行使して解いていきます。

例えばA地点からB地点に物を移動させる事によって道が開けたり風の通り道を塞いでいる岩を爆弾で破壊して一本の風の道を作った上で風の道を端から端へ滑空する事で祠が現れたり、時には上記の画像のように障害物を固定する事で障害をクリアしていくなど、本作の自由度の高さも相まって、謎解きにもつい熱が入ってしまいます。

また、謎を解いた時に鳴るサウンドはシリーズお馴染みの音となっていて、これには暫くゲームから離れていて久しぶりにゼルダをやったという人も思わずニヤリとしてしまう事請け合いですw

ちなみに…

メインクエストの謎解き以外では、収集アイテムである「コログのミ」をくれるコログ族を見つける為にパズルを解かなければいけないのですが、このコログ族は900体います。
つまりコログ族だけで900ものパズルが用意されているという事ですね。

アクションファンも納得。3Dバトルにハマる!

出典:任天堂

アクションを語る上で外せないのはやはり戦闘ですよね。本作は完全3Dのオープンワールドですので、闘う敵はダンジョンの中にいるだけでなく、広大なフィールドのいたる所に存在します。

戦う時はボタン一つで武器を振るうのではなく、まず武器を構えてから戦闘開始となります。最初は慣れずに敵に襲われても明後日の方向へ攻撃を放ってしまう事もあるかもしれませんがすぐに慣れて見敵必殺状態になるでしょうw

戦闘の感じとしてはモンスターハンターシリーズの動きに近く若干もっさりとした操作感がありますが、そこはある程度進むと力押しの脳死プレイでは戦闘が厳しくなってくる本作。そのもっさりとした操作性も戦闘を楽しむ上では良ポイントとなります。

また、脳死プレイは厳しいと書きましたが、装備をしっかりと整えれば力押しでも結構やれてしまう為、アクションが苦手な人でも楽しめる使用となっています。

戦闘一つとってもそのゲームバランスには感服の一言。

ちなみに…

アクションの多さも本作の売りですが、がんばりゲージを使用するアクションや謎解きに使うアクション以外でも戦闘で使用するバク宙横飛びガードジャスト、そして下り坂を滑り落ちる盾サーフィンなどの特殊アクションによって、さらにリンクの冒険に奥行きが出ています。
ただ、戦闘中の特殊アクションは慣れないと難易度が高いのでご注意を。

膨大なサブコンテンツ。やり込み要素にハマる!

出典:任天堂

プレイ時間が100時間を超えても尚楽しめる要因としては、やはりその膨大なサブコンテンツにあると言えます。

  • メインダンジョンを抜いた祠チャレンジは120種
  • コログ族を見つけるためのパズルは900種
  • サブクエストは76種

これだけの数のサブコンテンツにメインのストーリーが加わってくるのですから、その全てを制覇しようと思ったら100時間ものプレイ時間などあっという間に過ぎ去ってしまいますよね。

また、本作ではフィールドで様々なアイテムを入手する事が出来ます。敵が落とすアイテムはもちろんの事、岩を武器で破壊して鉱石を入手したり、木の根元や崖に生えるキノコ類を採取したり、野を駆ける野生動物を倒しその肉を手に入れ水辺にいる魚達を捕獲する。これらは回復や能力向上に一役買う料理に使用する素材や換金してお金に換えたり、はたまたお使いクエストで必要になったりと、さながらハンティングゲームの要素も含まれており、プレイヤーを飽きさせません。

ちなみに…

戦闘に欠かせない武器は本作においてその殆どが敵が落とす物を拾って使用します。しかもその武器も拾ったら永遠と使えるわけではなく、その武器の耐久力に応じて壊れてしまうためプレイヤーは所持できる範囲でいくつもの武器を持ち歩き、戦闘状況によって使い分けていきます。
剣、槍、斧、杖に弓矢各種。素材を含んだアイテムを収集するだけでも十分なやり込み要素とも言えますね。

最後に…

出典:任天堂

如何でしたか?

本作の魅力を文字で語るのはなかなか難しく、正直に言ってしまえば「騙されたと思っても構わないから、やってない人は取りあえずやってみろ」というのが私の素直な気持ちではあるのですが、それでも紹介しないと気が収まらない程の魅力が本作にはあるという事が少しでも伝われば幸いです。

ともあれ要約すると、

  • オープンワールドの広大なフィールドにワクワクしよう
  • 謎解きに頭を悩ませよう
  • 戦闘に熱くなろう
  • やり込み要素に夢中になろう

と、この4つが魅力の大きな部分になると考えます。また本作は今後

  • 2017年夏:新ダンジョンハードモードが追加
  • 2017年冬:新ダンジョンストーリーが追加

公式に予定が組まれています。

既にクリアをしてプレイ時間が120時間を超えている私もコンプリート率35パーセント程。まさに名作という名に恥じない出来の本作は、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。

  • B!