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【実写化した漫画】実写の新たなるスタンダード!? ライターおすすめ作品5選!少女漫画編

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日本に限った話ではないのかもしれませんがTVというのは人々にとって大きな影響を与える娯楽の一つとして認知されています。私自身も小さい頃からTV番組というのはよく見ていて、スポーツに映画にドラマと、思い出深い番組というのは数多くあります。

中でもドラマや映画というジャンルにおいてはそれこそ映像作品が生まれた当初から現代に至るまで数多くの名作を輩出してきて、時には社会的な一大ムーブメントを巻き起こす事すらありますね。

今や海外のドラマや映画も当たり前のように見る事が出来ますが、こと日本国内の作品においては近年では漫画が原作となっている実写作品というのが非常に増えています。

これは実写作品の監督や脚本家が弱くなっているのか、はたまた漫画というコンテンツが強力になってきたのかどうかというのは定かではありませんが、漫画をこよなく愛するファンからしてみれば作品の幅が広がるというのは期待と不安が入り混じった何とも言えない感情を抱いてしまうものではないでしょうか。

そこで今回は実写化されている漫画作品の中からライターのおすすめ5作品を少女漫画に限定してご紹介したいと思います。

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ハチミツとクローバー

出典:RENOTE

まず最初にご紹介するのは2000年から2006年に掛けて各種雑誌で連載をしていた羽海野チカ氏の代表作「ハチミツとクローバー」になります。

言わずと知れた青春群像劇の名作漫画ですが、本作は2006年に実写映画化を果たし、その後2008年には映画の人気に後押しされるようにTVドラマにも進出しています。

また、映画に先駆けて2005年からはTVアニメも放送されて、2006年のアニメ2期を合わせたらアニメ版は原作をほぼ忠実に再現されているというほどの人気作品。

主要メディアを総なめにした程の人気っぷりは今でも健在で、好きな作品として本作を上げる方は結構いるのではないでしょうか。

現在でも人気作品『三月のライオン』の作者としても知られ、言葉や具体的な事だけではなく色彩や感覚といった抽象的な世界が染みわたる羽海野チカワールドの原点ともいえる一作

未読は損ですよ♪

ちなみに…

嵐の櫻井翔くん主演の映画版キャストやスタッフは今振り返ってみてもかなり豪華。中でも注目したいのは音楽を担当した菅野よう子氏です。
アニメ業界において彼女の名前の凄さは当然ご存知ですよね?

君に届け

続いての作品は2006年から連載を開始して今尚絶大な人気の中ついに今月11月に最終回を迎える学園恋愛漫画の決定版「君に届け」です。

実写化して欲しい漫画ランキングでも常に上位をキープし続けて、ファンの期待が高まる中満を持して2010年に実写映画化されました。

原作の雰囲気を壊さずに作中の名場面を多数盛り込んだ映画版は、原作人気も相まって興行収入2億円を超える大ヒット。また、映画を間に挟む形でTVアニメ版が2009年に1期。2011年に2期と放送されました。

リアルタイムな女子高生はもちろんの事、女子高生だった女性の人気は絶大で、友情、恋愛、キラキラとした青春がこの作品には宝石のように詰まっています。

アニメや実写映画では描かれなかった真の君に届けは最終回を迎える今こそ読み時です!

ヒロイン失格

続いて2010年から2013年に掛けて別冊マーガレットで連載された幸田もも子氏が描く「ヒロイン失格」です。

2015年に桐谷美玲さんを主演として実写映画化されたのは記憶に新しい所ですが、本作はこれまでご紹介した2作品と比較すると王道の恋愛ものとはちょっとずれている作品になります。

どの辺がずれているかというと、一言でいえば顔がヒドイですw

出典:YouTube

王道の胸ときめく恋愛描写があるかと思えば、ギャグシーンでは上記の画像のようなヒロインがしてはいけない顔を当たり前のようにやってのける作風はついついハマってしまいますw

一つ前にご紹介した『君に届け』がキラキラとした宝石箱ならば、本作はまるで色々なものが詰まった玩具箱のような作品です。

ちなみに…

ある意味でこの作品の売りともいえる変顔ですが、実写映画において主演の桐谷美玲さんは予想以上にハイクオリティな変顔を披露してくれます。
原作だけで実写映画を見ていない人は一見の価値はあるかもw

俺物語!!

続きましては少女漫画に新たな風を吹き込み各種賞も軒並み受賞していった2012年から2016年に掛けて原作・河原和音氏、作画・アルコ氏が描きだした「俺物語!!」になります。

少年漫画でこれまで全くいなかった異質なタイプの主人公によって連載当時から話題を生んでいた作品ですが、奇をてらった作品という訳ではなく、女性はもちろん男性も楽しめる名作です。

2015年に実写映画公開。同年にTVアニメも放送されるなど人気作が通った道をがっちりと通っていますが、注目したいのはそのクオリティ。

アニメのクオリティが高いのはまだ分かるのですが、実写映画においても原作に忠実なその映像クオリティは誰もが驚きましたw

ちはやふる

最後にご紹介するのは2008年より連載を開始した競技かるたをテーマとした末次由紀氏の作品「ちはやふる」です。

ある意味では本作がなければ競技かるたという存在そのものを知らずに人生を終えていたかもしれないという人は圧倒的に多いと思われるほど世間に競技かるたというものを浸透せしめた作品で、実際に本作の影響は漫画だけに留まらず現実の競技かるた人気を爆発的に高めました。

2011年からの1期、2013年からの2期と放送されたアニメ版のクオリティは非常に高かったですが、本作の人気はそれだけに留まらず2016年に全2部作として実写映画が公開されました。

そしてさらに2017年には続編映画の制作も発表され、2018年3月17日に『ちはやふる -結び-』のタイトルで公開されます。

また、本作は少女漫画ですので恋愛や青春も大きく取り上げられていますが、それに加えてまるで少年漫画のような熱い展開というものも本作の魅力ですよね♪

まとめ

実写化された作品を少女漫画に絞ってご紹介させて頂きましたが如何だったでしょうか?

  • ハチミツとクローバー
  • 君に届け
  • ヒロイン失格
  • 俺物語!!
  • ちはやふる

ヒロイン失格を除くとその全ての作品が実写映画だけではなくアニメもしっかりと描かれていて、最近の傾向としいてヒット作は実写とアニメを両方やるという事があるようで、特に少女漫画は少年漫画と比較すると成功する例が多い為積極的に実写化しているように感じられますね。

最近では映画化は無理だろうと思える作品ですら原作の漫画に忠実に実写映画化してしまうので、実に様々な実写化作品が見られます。

もちろん中には大爆死した作品もありますが、少女漫画ならばそれほど原作と実写の違いというのは感じず安心して見られるのではないでしょうか。

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