『艦隊これくしょん-艦これ』が最終回を迎え、第2期が発表されましたね。
そんな艦隊ブームに乗っかって?
今回は人気艦隊アニメの一つ、『蒼き鋼のアルペジオ』をご紹介します。
目次
- 1 『蒼き鋼のアルペジオ』とは?
- 1.1 千早 群像(ちはや ぐんぞう)
- 1.2 イオナ【イ401】
- 1.3 海洋冒険というジャンル
- 2 アニメの魅力
- 3 『艦これ』とのコラボ
- 4 劇場版への期待
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『蒼き鋼のアルペジオ』とは?
『蒼き鋼のアルペジオ』は、人類が通常武器が効かない謎の艦隊「霧」により制海権・制空権を失った近未来を舞台にした海洋冒険アニメです。
といっても、十分に話題を呼んだ作品でもあります。今更という気もしますが、おさらいを。
制海権を失ったということは、海底ケーブルなどの通信手段もなくなってしまうということで、世界各国は孤立し人類は破滅の縁に向かっています。
まだ人口や工業レベルは近代規模を維持してはいるもののジリ貧。
このまま推移すれば遠からず滅亡は明かという状況。
そこへ現れたのは、「霧」と同じ力を持つ伊401と、そのメンタルモデル「イオナ」艦長の千早群像とそのクルー。
彼らは「霧」に対抗しうる唯一の存在として、戦っていました。
そして人類もまた、「霧」に対抗しうる武器を開発に成功。
しかし生産力が衰退した日本では、量産が不可能であるためこの製法をアメリカへ輸送する必要があり、群像達はその以来を受け、「霧」の待ち受ける海へ乗り出します。
千早 群像(ちはや ぐんぞう)
本作の主人公で18歳。
イオナと出会い、イ401の艦長になる。
戦況分析に秀でており敵を翻弄させることもしばしば。若いながらもその頭脳は艦長たる資質に十分である。
また、度胸もあり堂々としている。欠点てなに?っていう感じである。
イオナ【イ401】
元“霧の艦隊”所属の艦艇。
アニメ版では性格が大きく違う。。。ここではアニメ版をご紹介。
無表情で感情を表には出さない。機械的な女の子である。
が、タカオとの出会いをきっかけに徐々に表情も柔らかくなっていく。
イオナの可愛さはぜひ見てほしい。
海洋冒険というジャンル
海洋冒険ものというジャンルは、古くは「海底二万マイル」から始まり日本で海底軍艦など、明治の頃から脈々と続く分野です。
90年代には「海底二万マイル」を原作としてふくらませた「ふしぎの海のナディア」があり、「海底軍艦」もリメイクとバトンは渡されてきました。
その伝統ある血脈を継ぐ作品が『蒼き鋼のアルペジオ』なのです。
アニメの魅力
原作の魅力を、あますところなく画面に映し出したクオリティの高さが最大の魅力です。
圧倒的なモデリング技術による伊401をはじめとした艦船。
しかもそれが旧帝国海軍の船ともなれば、ミリタリーファンの心をわし掴みは確実。
原作はまだ連載が続いているのですが、アニメは1クールのみ。
結論としては、かなり駆け足で原作のストーリーでいえば序盤の部分だけを映像化した感じですが、その割り切り方が成功。
それでも駆け足でしたが、迫力満点の先頭シーンに思い切り時間を割き「観たかったものを魅せてくれたアニメ」と考えると、これでよかったのだと思います。
『艦これ』とのコラボ
作品としては、ゲーム「艦これ」より以前から連載されており、艦これの季節イベントではコラボがなされました。
艦これの任務に切りの艦隊との交戦が発生し、期間限定でイオナ・タカオ・ハルナなど、味方となった霧の艦隊を指揮することができました。
艦これはアルぺジオの、アルぺジオは艦これのファンを新たに獲得した、大成功のコラボだったと思います。
もちろん、両方大好きだったファンにとっては言うまでもありません。
ニコニコ動画では、アルヘジオと艦これの素材を用いたMADが大量に制作され、お祭りのようでした。
これは、どちらかの作品が魅力に欠けていれば片手落ちだったでしょうが、両方の作品に力があったからこそ成功したのだと思います。
劇場版への期待
今年10月。蒼き鋼のアルペジオは、劇場版が公開されます。
アニメでは時間的制約から触れられることがなかったストーリーの核心。
霧に寝返った群像の父の話も含め、原作で進められているストーリーをどこまで再現さるのか、注目されるところです。
ただ、時間的には1クールアニメよりさらに制約が厳しくなるため、どのようなものになるかはまだ情報が出そろっていませんが劇場版ということであれば、戦闘シーンの見せ場には大きな期待がかかります。
アルペジオという作品全体で通してみたときのことを考えると、劇場版が成功すればアニメの第2期も可能性が出てくるでしょうし、原作の完全アニメ化も夢ではありません。
第1期のクオリティの高さと、その後につなげるための必然も考えるとハイレベルな映像が仕上がってくることだけははっきりと期待できるといえます。
10月までまだ時間があり、待ち遠しいことこのうえありませんが、刮目して待ちたいと思います。