広江礼威の人気まんが「ブラックラグーン」の単行本が、実に四年半ぶりに出版されました。
雑誌連載再開は2013年。
連載休止したのが2010年で、この3年間のうちに、「もう続きは出ない」と諦めていたファンも多かったのではないでしょうか?
そんなファンにとっては嬉しい情報の『ブラックラグーン』を今回はご紹介していきます。
目次
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『ブラック・ラグーン』なぜ、1年以上休載になっていた!?
実際問題として、雑誌掲載が1年以上休止され、作者の動向も見えてこない状況で中断して消えていった作品というのは枚挙に暇がないわけで、広江礼威のモチベーションや健康問題なども様々な憶測を呼び、休載2年目くらいから諦めの声が多くなっていた気がします。
公式としては、体調不良が原因だったとのこと。
タバコ吸い過ぎです先生。
実はその間、同人誌活動などはやっていたため「仕事しようよ……」という声もちらほらあったりもしましたが(笑)
それだけに、2013年の連載再開はまさかの嬉しい誤算であり、原作が続く限り律儀にアニメ化され続ける数少ないタイトルだけに、無事単行本10巻が出版されたことは、2011年に終了した第3期に続く、第4期がにわかに現実味を帯びてきたということになります。
新エピソード-気になるストーリーは?
今回のエピソードは、単行本第6巻、アニメ第2期でひどい目にあったニセ札作りのジェーンが登場。
今回の彼女は追われることもなく、彼氏であるベニーの元へやってきて、事件の「引き金を引く」立場で不幸な新キャラを罠に嵌める。
その不幸な女性の名は馮亦菲(フォン・イッファイ)
ジェーンが組織する国際的偽札偽造組織への加入を志願し、テストとしてジェーンからとある企業へのハッキングを命じられる。
しかし彼女の本当の身分は中国軍所属の工作員であり、上官の命令でジェーン達の技術を盗むことだった。
ところがぎっちょん、ジェーンの方はハナからそれはお見通し。
ジェーンが指示したハッキング先は、中国軍がかつてゲートに使用した企業であり、イッファイが進入したタイミングでジェーンの組織が総出で進入。
軍機密や金の流れなどの重要情報を洗いざらい盗み出し、ハッキングの痕跡は全てイッファイに押しつけるという罠だった。
中国軍別組織は自分たちの情報が盗まれ、その犯行がイッファイによるものという情報を掴みイッファイの上司の下へ怒鳴り込む。
誰かが処罰されねば収まらない状況で、イッファイの上司は彼女に最後の連絡を取る。
内容は
「家族の面倒は見る、軍のため、ロアナプラで散ってくれ」
という無慈悲なもの。
それは、かつてロックが上司に切り捨てられた状況と酷似していた。
1つ前のエピソードで助けた相手からぶんなぐられて罵倒されたロックは、同情から事件に首を突っ込むことを避けるようになっていたが、自身と奇妙に似通った境遇のイッファイを助けるため、再び騒ぎの渦中へと入り込むことになった――
『ブラック・ラグーン』第4期、製作はいつごろに?
他の多くのアニメと異なり『ブラックラグーン』は1クールで終わらず、原作のストックは全てアニメ化されてきたことから
第4期が来ることは確実と思われます。
気になる製作時期ですが、次のように予想(願望)します。
4期は中規模のエピソードになる?連載終了は来年夏か…
現在連載中のエピソードは、前回のロベルタ再来編ほどの入り組んだ背景は見られないので中規模のエピソードと予想されます。
比較対象として日本編を見てみると15話でケリがついています。
今回のエピソードは累計ナンバー81からスタート、これが2013年1月です。
以後はほぼ隔月連載。
そして2014年1月掲載の第87話を最後に、再び連載が停止。
大丈夫か、おい。
もう1年経つけど、未だに新掲載の予定はありません。
日本編と同程度のページ数とすると、最低でもあと8話程度は掲載されなければなりませんが2013年からのペースは、だいたい隔月。
とすると、2015年2月から再開したとしても、どう急いでも1年半はかかりそうなので
であれば最短で2016年8月頃に終了?
最後の掲載から4ヶ月後に単行本が出版されているのを考えると、単行本第11巻の発売は最速で2016年12月以降。となります。
じゃあ、アニメ化はいつよ?
一方肝心のアニメ化のほうですが、これはわりかし仕事が早い。
前回エピソードが完結した単行本第9巻の出版が2009年10月。
アニメ第3期の第1話販売は2010年7月!いいペースで9ヶ月後に製作されています。
以上の理由から、アニメ第4期は最速でも2017年9月スタート。という見込みです。
ともあれ、作者が連載をもういちど再開させなければどうしようもない話なのですが…。
一応、描く気だけはありそうなので、それだけが心のより所です。
遅筆だろうがなんだろうが、とにかく今のエピソードを投げ出してフォードアウトだけはなさそうですから(やめるのであれば、単行本9巻の時点でやめていても、それなりに引き際としてはよかったので)
原作さえ溜まれば必ず第4期はやると信じて、原作者の復調を待ちましょう!