いまや日本が世界に誇る文化と言って差し支えのないアニメ。
アニメ作品は数あれど好みというものは十人十色で、加えていまや様々なジャンルにも別れている為に、多くの人が共通して名作と言える作品というものはそれほど多くないのではないか? というのが私の個人的考察ですが、それでも多くの熱烈なファンのいる作品というのは真の意味で名作と言えるのではないでしょうか。
そんな名作の中に「コードギアス 反逆のルルーシュ」もありますが、皆さま、異論はそんなに無いですよね?w
今回ご紹介するのはそんな名作「コードギアス 反逆のルルーシュ」で、来る2017年10月21日に劇場版3部構成総集編映画「コードギアス 反逆のルルーシュ 興道」が上映される事が決定されました!
TVアニメ初放送が既に10年の時をも経っている作品なだけにもしかしたら知らない方もいるかもしれませんが、これを機にアニメ史に残る名作に触れてみては如何でしょうか?
また、劇場版3部作の他にも気になる情報がございますので、既存のファンはそちらにも注目です♪
『コードギアス 反逆のルルーシュ』って?
「コードギアス 反逆のルルーシュ」は2006年に放送開始となったSFロボットアニメです。
2008年にはその続編となる第2期「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」が放送され、アニメ史に残る感動的な最終回を迎えた後も勢いは止まらず、その後もパチンコ業界への進出、スピンオフアニメの制作、ドラマCDの発売など、とても人気の高い作品です。
しかしジャンルとしてはSFロボットアニメというのは紛れもない事実なのですが、魅力的なキャラクターやストーリーが多く注目されている本作なだけに少し意外な気がしますねw
ちなみに…
タイトル通りルルーシュが世界に反逆する物語
世界の3分の1を支配する超大国『神聖ブリタニア帝国』が日本へ侵攻して支配している世界で、幼き頃に日本に送られ戦火の中で行方不明とされていたブリタニアの王子であり主人公のルルーシュが、謎の少女・CCに出会った事によって手に入れた『ギアス』という特殊能力を使って自分を捨てたブリタニア帝国に、ひいては世界に戦いを挑むという物語。
同じ相手に対して一回のみではありますが、目を見て命令するだけで強制的に相手をコントロール出来る『絶対遵守の力』がルルーシュの手に入れたギアスの能力となり、この半ばチートとも言える力と持ち前の高い知性、そしてそれらを組み合わせて手に入れた武装組織『黒の騎士団』を武器に、自らも仮面の男『ゼロ』となって世界と戦うルルーシュ。
本作の魅力はこうしたSFファンタジーとも言える世界観と、各勢力が持つ主力機動兵器である『ナイトメアフレーム』の格好良さ、ルルーシュやライバルのスザクといったメインキャラクターのみではなく細部にまで作り込まれた魅力溢れるキャラクター達、そしてそれらが一つとなって紡がれるストーリーと言えます。
続編も!? 総集編だけじゃない新たなプロジェクト!
TVシリーズを再構成した上で新規カットをふんだんに盛り込み全編新規アテレコの劇場版3部作の第1作『興道』が10月21日に上映されますが、やはり総集編と聞いてガッカリしたファンの方は少なからずいると思います。
しかし、どうやらコードギアスの記念すべき10周年プロジェクトはそれだけではないようで、TVシリーズ最終回のゼロレクイエムから数年後を描いた完全新作も制作しているようです。
上記のPVは2017年の春に公開されたもので、随所に完全新作を予感させる映像が盛り込まれていますね。
加えて、『コードギアス 反逆のルルーシュ外伝 白の騎士 紅の夜叉』として枢木スザクと紅月カレンの2人を主人公に据えて、本編では描かれなかった2つの異なるエピソードを2017年秋より展開。
また、本作の表舞台では語られなかったギアスによって大きく運命を変えられた人々の物語を6人の新たな主人公によってオムニバス形式で展開する『コードギアス断章 モザイクの欠片』も2017年秋より矢立文庫にて連載開始と、ますます本作から目が離せません。
新作って言うけど…
最後に
劇場版3部作の第1作目の上映が見えてきてますます注目の集まるコードギアスですが、今回上映される『興道』の後のスケジュールはというと…
- 総集編第2部『叛道』…2018年2月
- 総集編第3部『皇道』…2018年5月
となっています。
叛逆の『叛』に皇族の『皇』の字ということから黒の騎士団と物語終盤のブリタニアを手に入れたルルーシュが思い起こされ、恐らくはそれぞれが各作品の主軸になるのではと予想できますね。
新作も気になる所ですが、まずは劇場版3部作を既存のファンはおさらいとして、まだ観た事無い方には導入として観てみると良いかもしれません。
いずれにしても、2017年から2018年に掛けてコードギアスは注目ですよ!