アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ劇場」(以下、デレ劇)も6月28日の第13回放送を持って最終回(TOKYO MX放送分)を迎えました。
放送枠は5分ですが、エンディング30秒とCMが2分あるので、本編は正味2分30秒程度しかありません。
にもかかわらず、内容があまりにも濃すぎて、1話見終えた後には30分アニメ1本を見たくらいの満足感が得られるアニメでした。
そんなデレ劇全13回を、1ヶ月ごとに変わるテーマ曲で分けて見ていきましょう。
シンデレラガールズ劇場とは?
Mobageで好評配信中のゲーム、「アイドルマスターシンデレラガールズ」(以下、デレマス)内で定期的に配信されている5コマ漫画です。
デレマスで行われるイベントやガチャに合わせたお話が展開されていて、イベントやガチャのストーリーだけでなくアイドルたちの魅力を存分に堪能できる内容になっています。
アニメ「デレ劇」は、そんなシンデレラガールズ劇場を原作としたショートアニメになのです。
一部アニメオリジナルの回もありますが、オリジナル回にも、登場するアイドルたちそれぞれの”らしさ”が詰まっていますよ!
4月放送「キラッ!満開スマイル」
第1回から第4回のエンディングテーマ曲は「キラッ!満開スマイル」でした。
島村卯月、小日向美穂、佐久間まゆ、双葉杏、櫻井桃華のキュート5人組が歌っています。
昭和アイドル感あふれる曲調・振り付け・歌詞の新曲に、デレ劇を視聴した全プロデューサーは衝撃を受けたのではないでしょうか。
アイマスというと、楽曲にちょっと昭和感があることでもおなじみ(?)ですが、満開スマイルはちょっとどころか昭和ど真ん中な曲になっています。
そしてなんといっても、キュートな踊りが、3頭身なキャラと相まってとてもかわいらしいんですよ!
曲中「キラッ☆」の部分でドアップになるアイドルだけでも一度ぜひ見て欲しいものです。
第1回~第4回までで、漫画「シンデレラガールズ劇場」12話分のお話が放送されました。
各放送回の原作となった漫画は火曜シンデレラシアター内にまとまっています。
各回のテーマを挙げると、第1回は「動物」、第2回は「水着」、第3回は「ラジオ」、第4回は「結婚」と言ったところでしょうか。
記念すべき第1回放送は、猫耳を付けた双葉杏がラジオにゲスト出演する話、緒方智絵里ちゃんがただただ羊と戯れる話、たくみんこと向井拓海が動物のコスプレをした智絵里ちゃんと森久保乃々にもふもふする話など、見てて癒される動物のお話が詰まった回になりました。
あのかっこいいたくみんが、智絵里ちゃんと森久保のあまりのかわいさに暴走してしまうのもわかるお話です。
第2回放送は水着回でしたが、放映時が4月だったため季節外れ感も否めない……?
まあ、美嘉姉こと城ヶ崎美嘉や卯月たちのせくしーな水着姿が拝めるので、細かいことは気にしたら負けですね!
アイドルの布面積の少なさがまぶしいです。
ラストは、見た目セクシーだけど中身は……な高垣楓さんのダジャレでしっかりとオチがつきました。
5月放送「エチュードは1曲だけ」
第5回から第9回のエンディングテーマ曲は「エチュードは1曲だけ」。
渋谷凛、神崎蘭子、上条春菜、三船美優、神谷奈緒のクール5人組が歌っています。
前テーマ曲の「キラッ!満開スマイル」同様、昭和感あふれる曲になっていますが、「エチュードは1曲だけ」はちょっと毛色が違って、歌謡曲感が強い曲です。
満開スマイルではかわいらしくアイドルたちが踊っていましたが、エチュードでは打って変わって凛ちゃんが物憂げな目つきでこちらを向くくらいで、動きがほとんどありません。
それが大人っぽい雰囲気を演出しています。
放送月の次月が6月なため、雨や紫陽花など梅雨を意識したエンディングになっていて、それがまた大人っぽさを際立たせます。
そして梅雨のイメージがクールの青ともかかっているあたりがイイですね。
第5回~第9回までで、漫画「シンデレラガールズ劇場」9話分のお話が放送されました。(第5回、第9回放送分はアニメオリジナル)
各放送回の原作となった漫画は火曜シンデレラシアター内にまとまっています。
各回のテーマは、第5回は「お花見」、第6回は「温泉」、第7回は「アイドルのお部屋」、第8回は「メイドさん」、第9回は「セクシーギルティ」と言った感じ。
第8回放送のメイドさん回では神谷奈緒、小早川紗枝、十時愛梨、アナスタシア、椎名法子、島村卯月、渋谷凛、本田未央と計8名ものアイドルがメイドさん姿で可愛く動くわ動く。
ちなみに「メイドってこうでしょ?」ではサンライズのパロディもあったとかなかったとか……。
第9回放送は「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」で同時期に行われていたイベント「モーレツ★世直しギルティ」より、セクシーギルティをモチーフにしたアニメオリジナルストーリーです。
同時期、というかイベント終了翌日なのに仕事早すぎる!ということはさておき、お話自体もハチャメチャなギャグストーリーがめちゃくちゃおもしろい話になっています。
あとありすちゃんのダボッと署長姿がかわいすぎるので、これだけでも見て欲しい!
6月放送「Sun♡Flower」
第9回から第13回のエンディングテーマ曲は「Sun♡Flower」。
本田未央、片桐早苗、城ヶ崎美嘉、諸星きらり、しゅがーはーとさん佐藤心の元気なパッション5人組が歌っています。
夏を控えていることもあって、太陽のようにパッションな5人が歌うザ・夏!な曲になっています。
純白の水着姿と健康的な肌がまぶしい!まぶしすぎる!
曲中の投げキッスや最後にパッと飛び上がるところなど、パッションならではのキュートさを楽しめますよ!
第10回~第13回では、なんと第12回以外はアニメオリジナルのお話が続きました。
第12回の原作となった漫画は火曜シンデレラシアター内にまとまっています。
各回のテーマは、第10回は「大人な温泉」、第11回は「きらりんロボ」、第12回は「夏の水着」、第13回は「中二病」です。
第11回は、アニメ「アイドルマスター」15話の「無尽合体キサラギ」を彷彿とさせる、「劇場版 鋼鉄公演きらりんロボ -決戦!グラッシー帝国-」のウソ予告を、EDもぶち抜きまるまる一話使ってやりました。心なしかCMの時間も数秒使ってるような……。
しかもしかも、「きらりんロボのテーマ」という新曲を用意する気合の入れようです。
ここまで来るともうやりたい放題ですねw(いいぞ、もっとやれ!)
アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」でも特別編で「シン撰組ガールズ」というドラマのウソ予告をしていたりと、ウソ予告がアニメアイマスシリーズのお約束みたいになってきてますね。(いいぞ、もっとやれ!)
最終話となる第13回ではやりたい放題に更にアクセルがかかります。
神崎蘭子と二宮飛鳥という異なるベクトルの中二病コンビが、ひたすら中二な会話を続け盛り上がっていき一見いい感じ風に終わるという謎な終わり方をしました。
たしかにこの2人の中二トーク盛り上がってるところ見たかったけど、最終回がこれでいいのか……?
そんな中でも飛鳥がコーヒーで苦ってなったり、飛鳥が黒歴史ノートグリモワールを取り出した時に蘭子ちゃんが可愛い反応を見せたりと可愛らしさが随所に仕込まれているのがにくいッ!
プロデューサーとしてはいつまでも2人を見守っていきたいなと思いましたまる
まとめ
200人近くいるデレマスのアイドルを知るには漫画「デレ劇」を読めば、全てとは言わずとも、アイドル個人個人の5~6割のことは知れると思っています。(当社比)
それほど、あのたった5コマの中にはアイドルたちそれぞれの魅力が凝縮されているのです。
そんな漫画「デレ劇」の良さを最大限に活かしただけでなく、動きやデフォルメというプラスアルファでアイドルの魅力をマシマシにしてくれるところがアニメ「デレ劇」の良いところです。
セクシーギルティ回やきらりんロボ回など、ぶっ飛んだお話では思いっきりはっちゃけるところもまたアニメ「デレ劇」の面白さを引き立たせます。
デレマスのアイドルたちのかわいさがこれでもか!と詰め込まれた、愛あふれる作品と言えるでしょう。
つまるところ、
ちまちまっとしたアイドルたちが元気に動くのがくっそ可愛いんじゃー!
ちなみに超個人的にはデレ劇本編が終わった後の次回予告とデレマス、デレステ、Mマス、ミリシタのCMまで見て1話終わりだと思います。1話まるまるアイドルマスター!
TVアニメ「シンデレラガールズ劇場」 公式サイト:http://cingeki-anime.com/