さて、１クール全１２話でないことが分かった『長門有希ちゃんの消失』。
第１３話はついに長門が消えます。そして有希ちゃんが帰ってくるのです。
それはとっても良い事なのですが、長門さんが消えてしまうのがとっても悲しい。
なにより、キョンに対する気持ちが分かった長門さんが「消えたくない！」と思うのは普通ですよね。
第１３話はなかなかの泣ける回でした。。。では感想です。
長門、自分の気持ちに気付く。
眠るたびに、自分の中の記憶が整理されていることに気づいている長門。
同時に自分の存在も気薄になっていることにも気づいている。
消える…
自分「長門」という存在が消えていく。。。
「嫌だ！消えたくない。。」と思う長門。
考えると凄く、悲しく辛い現実ですね。
こっちまで辛くなってきます(´；ω；｀)
、、、遠くから声が聞こえ起こされます。
そこは学校でした。どうやら学校で寝てしまったようです。
ボーっとしながら差し出された手を取る。。
ビックリし過ぎてキョンの手を振り払っていました。
やっぱり、自分の気持ちは…。
キョンと朝倉さん、夫婦かよっ！
勉強を教えてくれたお礼に古本市に連れて行くことにしたキョン。
長門は３人で行きたいと、朝倉も含め皆で古本市に出かけます。
やっと文芸部っぽい活動をしているなぁ。と実感するキョン。
古本市も楽しそうですね。
なんだか、キョンと朝倉さんが夫婦みたいに見えるんですけど。
長門は娘っぽいポジションでｗ
朝倉さんの手作り弁当は究極にうまそうだし。
朝倉さんみたいな人が奥さんだったら文句なしですわ。。
完全なる飯テロでしたｗ
朝倉さん、長門の気持ちに気づく…
長門さんが全く違う別人格になっても、仲が良さそうな二人。
そんな二人をみて、朝倉さんはあることに気づきます。
遠まわしに、長門はキョンのことが好きなんじゃないかと…。
しかし、長門は言います。「それは前の自分の感情」だと。
朝倉さんは長門の発言を聞き、鋭いツッコミを入れます。
「それはもう好きってことなんじゃないの？」
と。
間違いではなかったですね。ずっと自分の気持ちをはぐらかしてきた長門ですから。
自分の気持ちを改めて知った時、長門はどんな行動をとるのでしょうか…。
夢の中で、好きな人が出来たことを改めて自覚する長門。
同時に次、眠ったらもう「長門」という存在はなくなっていると感じることができる。
ラスト１日。長門はどんな行動をするのか。
最後の日、大切な人と過ごす１日
自分の存在が今日で最後ということに気づいている長門。
今日は日曜日。最後は大切に過ごそうと心に決めた長門。
まずは変わってしまった自分を受け入れ、それでも大切に楽しく過ごしてくれた朝倉さんとご飯を食べに行きます。
相変わらずの朝倉さんはさらに気合を入れた弁当を作ってきました。
これを２人で食べちゃうんだから凄すぎですｗ
長門はあることを決めます。
自分の存在が今日で最後の事は黙っておこう。と。
最後は朝倉さんと笑顔で別れたいと決めたのです。
そんな明るい朝倉さんと１日を過ごす長門。
朝倉さんは言います。
「最初は別人かと思ったけど、前の長門さんに似てきたわね。」
と。
長門は自分の存在が消えるのではなく、大切な人たちと一緒に自分自身になっていくと気づきます。
朝倉さんとの別れ、長門は図書館に寄っていくと良い朝倉さんと別れます。
長門は心の中で朝倉に伝えます。
「ありがとう、さようなら。」と。
最後は笑顔で別れられ、良かったね…。(´；ω；｀)
長門の告白。そして帰ってくる有希ちゃん
図書館近くの公園で最後の時を待つ長門。
心残りは、キョンに自分の気持ちを伝えられなかったこと…。
ボーっとしていると、キョンから電話がかかってきます。
キョンは借りた本の返却期限が迫っていることや、本の内容がどうだったかと思い電話をかけたのでした。
が、もう電話をかけた理由など、どうでも良いのです。
最後に好きな人の声を聞けたこと。それだけで長門は幸せのようです。
長門は最後にキョンに伝えます。
「好き。」
「私は、あなたの事が…好き。」
と。
当然、いきなりの告白にキョンは戸惑います。
同時にまるで会えなくなるような、最後のような口ぶりにキョンは自転車を走らせます。
電車で向かう距離をただ、ひたすら自転車をこぎ続けます。
長門に会う為に。
長門は最後に自分の気持ちを伝えたことで、思い残すことは何もなくなったようです。
自分が消える事に辛さはなくなったのかな？
ゆっくりと、朝倉・キョンのことを想い。自分を見つめ、ゆっくり目を閉じていきます。
まるで、ありがとうと伝えるように…。
キョンはこうなることは分かっていたハズなのに、気づけなかった自分を責め
ただ長門を探します。
帰ってきた有希ちゃん
長門を発見した時、眠っていました。
そう彼女は消えたのです。
言いたいことだけ言って、自分の気持ちを聞く前に消えてしまった長門。
キョンも辛く、悲しいようです。
そして、長門に「じゃあな、長門…」。と言います。
そして有希ちゃんを起こすことに…。
いつもの有希ちゃんが帰ってきましたね。
夜の公園に二人っきりで有希ちゃんもかなり戸惑っていましたが。
キョンがいてくれたおかげで、落ち着いた様子です。
キョンは「おはよう、久しぶり。」と有希ちゃんに声をかけます。
そしてＥＤ。
まさかの感動回に終始泣いてましたわ。(´；ω；｀)
有希ちゃんが帰ってきたことはとても嬉しいけど、長門が消えてしまったことはやっぱり寂しい。
いつでも入れ替われる二重人格的なアニメにしたらめんどくさいんだろうけど、また何かのきっかけで長門さんが現れたら面白いなーと思う今日この頃でした。
感動回をありがとうっ！