見てきましたよー『ONE PIECE FILM GOLD』。
いやー、ゼットがすげー面白かっただけあって期待していたので残念の一言でした。
もちろん映像的には迫力あってワンピースらしいギャグもあって良かったんですが、ストーリーが…。
あと、映画の特典でもらった777巻の尾田先生のネームを見て愕然としました。
ネームに書いてある大事なシーンが使われていない。
え?おかしいでしょ。通りで伏線未回収やら??が多かったわけだよ。
とりあえず、ネタバレも含め感想を載せます。
目次
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『ONE PIECE FILM GOLD』のストーリー
※この記事はネタバレが含まれますので要注意
まあ、簡単に説明すると、
- 麦わら海賊団は政府公認のテーマパーク「グラン・テゾーロ」に訪れる
- 麦わら海賊団は有名なのでいきなりVIPな対応を受ける
- カジノで勝ちまくるルフィ達。しかし丁半博打で敵の能力を受けてしまい負け
- 億単位の借金を背負う
- 踏み倒そうとするが、テゾーロのゴルゴル能力でゾロが捕らわれる
- ゾロを救うべく戦う
こんな感じ。
そしてテゾーロのお傍付きのカリーナはナミの元同業者だった。(泥棒仲間)
カリーナの協力でテゾーロの金を奪うべくチームを結成。
大金が手に入れば借金を返済してゾロを救える…。果たして…。
テゾーロ一味の紹介
ギルド・テゾーロ
金を自在に操るゴルゴルの実の能力者。
金があれば何でもできると思い、「グラン・テゾーロ」では無敵と自負する。
過去に天竜人の奴隷だった経緯がある。
カリーナ
テゾーロと行動を共にする謎の歌姫。
実は過去にナミと泥棒現場での因縁がある。
今はテゾーロの大金を狙っている。
タナカさん
「グラン・テゾーロ」の警備責任者。
物質をすり抜けるヌケヌケの実の能力者。
ただし、実態はヌけれない。
バカラ
「グラン・テゾーロ」のVIP専用コンシェルジュ。
相手から運気を吸い取り、自分に還元できるラキラキの実の能力者。
ルフィのカジノでバカがちする強運をぬ奪いハメたのも彼女。
ダイス
打たれず強さのあまり、敵がいなくなり「グラン・テゾーロ」のディーラーをやっている。
頭で鉄を砕き、丁半博打のディーラーを務めている。
上半身マッチョ。
バランスが悪い戦い
敵は
- ボス…テゾーロ
- その他…タナカさん・バカラ・ダイス
の4人。
麦わら一味+カリーナ
なので10人います。
最後の場面なんて、フランキー、ブルック、チョッパーの活躍が微妙。
そして、サンジ・ゾロもなんかバトルがしっくりこない。
凄く残念な感じです。。。
伏線の回収や敵キャラの立ち位置がイマイチ分からん
非常に不満だったのが
- 結局、敵キャラ「テゾーロ」を好きにさせたいの?嫌いにさせたいの?
- ストーリーの兄妹はどうなったの?
- 性格がルフィっぽくない
- 赤犬・CP0・革命軍は登場させる意味あった?
- 革命軍のレインズマックスはなんなの?
これですよ。
あと、カリーナの声も正直合っていなかったかなぁ~と。これは個人的な意見ですが。。
テゾーロの過去について
テゾーロは過去に天竜人の奴隷であったことが分かっています。
そして、愛する人を天竜人から救えなかった過去があり、ルフィを過去の自分とダブらせていた描写もありました。
だけど、結局嫌なキャラで終わり海軍に連れて行かれ終了。
『ONE PIECE FILM Z』の時みたいに、ゼット先生…。的な感じならまだ分かるけどさ。
もう完全に嫌いにさせるか、好きにさせるか。どっちかにしてほしかった。中途半端な感じがしました…
兄妹(リッカ・テンポ)は?
親の借金で働かされている兄妹(リッカ・テンポ)がいましたよね。
結局、働いていたところの店長と一緒に逃げてたけど、親はどうしたの?
マックスが結局親なの?伏線がわからんよ!
ルフィが傍観
兄妹がミスをして、テゾーロの部下を怒らせてしまい、代わりに店長が土下座。
その頭を踏みつけ、「笑えよ」と言われ無理矢理笑顔を浮かべています。
その様子をみて、ルフィは肉をかじっているだけ。
ルフィの性格なら、速攻で殴っている気がするんだけどなぁ…。
気のせい?(汗)
赤犬・CP0・革命軍の意味
ルッチとサボは一瞬戦うシーンがあったからまだしも。
他の赤犬・コアラに関してはワンシーンのみ。
登場させるなら、もっと多くの絡みがほしかったなぁ。
ルッチ VS サボ
も中途半端すぎる…。
革命軍のマックスはなんなの?
革命軍の幹部的なポジションで出てきたマックス。
…
第一印象は
「え?フェアリー○イルの一夜か?」
と思いましたけどね。
さらに、幹部的なポジションならどんな強い能力持っているのか(ワクワク)と思いきや。
フツ―に生身の人間でした。
一瞬、見分色っぽいところもありましたがハッキリせず。
こいつ、いるか??
つまりは、すべてが中途半端でした。
尾田先生のネームが活かせてない
今回も映画特典ありました。
- 777巻
- トランプ
を頂きまして、帰宅後じっくり読ませて頂きました。
777巻には尾田先生のネームがあったのですが、これを見てビックリ。
重要っぽいシーンがカットされている!!
- コアラ「サボ君!急いで!」
- サボ「こりゃマズイ!じゃあなボブ!」
- ルッチ「ロブだ」
とか、
- テゾーロ「金のないお前は無力だ。この世は金がなければ何も手に入らねェ!!」
- ルフィ「俺はお前には買えねぇもんを持ってる!!」
とか
- マックス、兄妹「リッカ・テンポ」のやり取りとか。
なぜカットしてる。
777巻読まないと分からないのかい。
こんな大事なシーン映画に盛り込んでほしかったわ。
トータル評価
あくまでも個人的な評価なので、あれですが。
ですね。
なんていうか。ストーリー構成が微妙すぎてダメだ…。
終始、( ゚д゚)ポカーンでした。
良かったところは
映像の綺麗さ迫力とカリーナ・ナミ・ロビンの可愛さかな。
すごく期待してしまっていたので非常に残念で仕方がないです。
こりゃ、映画館じゃなくて、TSU○AYAのレンタルで十分でした…。
思わず、帰宅前に『ONE PIECE FILM Z』をレンタルしてしまった。
あまりの不満足さに面白いワンピース映画を観たくて。
明日、このモヤモヤを解消する為に家のテレビでじっくり楽しみます。。。
これからワンピースを観られる方は過度な期待はNGかもしれません。
※あくまで、本当に個人的な意見ですのでっ!