月刊ガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)にて2011月9月号より読み切り連載
2012年6月22日に単行本「一週間フレンズ。」が発売
TOKYO MX.MBS.テレビ愛知.BS11.AT-Xでテレビアニメでも放送されました。
2014年4月?2014月6月 1クール 全12話
私が出会ったのは、深夜でテレビ放送していた時。
一週間フレンズというタイトルを見た時、タイトルが子供っぽかったため観るのを躊躇したぐらいだ。
一話だけ観てみるかと思っていたら、通常では考えられない展開だったため、気になり毎週見続けていた。
そんな私の一押し「テレビアニメ 一週間フレンズ」をご紹介します。
あらすじ
主人公 長谷 祐樹は、クラスメイトの 藤宮 香織に一目ぼれし、彼女に近づこうとする。
彼女は友達もおらず、友達も作らないような態度を取っていたため、クラスで一人きりだった。
その理由は「一週間経つと友達との記憶が消えてしまう」という理由からだった。
そんな彼女と友達関係を続けられるよう工夫をし、クラス全体に友情関係の輪を広げてゆく。
彼女に記憶が定着しつつあろうとしている時だった、ある事件に巻き込まれ今までのかすかな記憶さえも失ってしまう。
そんな彼女に言えること・・・友達になってください。ということだけだった。
キャラクター紹介
長谷 祐樹(はせ ゆうき)
高校2年生の主人公。
藤宮 香織に一目惚れし仲良くなろうとしている。
純粋で真っ直ぐな心を持っているが、単純で傷つき易いガラスのハートの持ち主である。
独占欲が非常に強く、藤宮 香織に友達が増えて、友達といる時間や友達との話題の話を聞いたり見たりするだけで不安になり、ピュアな高校生ならでは。
藤宮 香織(ふじみや かおり)
高校2年生の長谷 祐樹のクラスメイトであり、彼女も主人公の一人。
小学校時代の仲間外れによるイジメが原因で、一週間で友達との記憶がリセットされるというなぞの障害をもっている。
友達ができても、すぐに忘れてしまうため友達を作ろうともせず、相手が話しかけずらい雰囲気をわざと作り出していた。
長谷 祐樹に提案された、日記に毎日、起こった出来事・話した出来事・自分の感想など丁寧につけており、一週間が経って全ての思い出を忘れた学校への登校日直前に日記を読み返して、記憶をかすかに入れて投稿する日々を続けている。
彼女も長谷と同じく恋といえるものはしたことがなく、次第に長谷が違う女の子と話しているのを見る度に少し嫉妬するようになり、自分の気持ちに気づきつつあった。
名場面・シーン
藤宮さんが毎日付けている日記を川原に落としてしまって、翌日、日記を読まずに学校に来て長谷と話した後のシーンです。
長谷<もう俺と一緒に居たくないってことなんだ
桐生(長谷の親友<)はぁ?
長谷<完全に嫌われて 記憶がなくなる前に日記を捨てられたんだ
桐生<捨てたねぇ… 無くしたとは思わないのか?
桐生<何お前、藤宮はちょっとしたすれ違いで今まで大事にしていた日記を簡単に捨てられるような薄情なやつだと思ってんの?
長谷<ううん…藤宮さんは日記を捨てるような人じゃない! 金曜日の昼休みにはあったってことは帰り道で…ちょっと俺、探してくる。
(そのすぐ後の桐生と藤宮の会話)
桐生<この前の放課後のこと覚えてる?
藤宮<私何か忘れてるのね…
桐生<あぁだからあの時忘れるなっていったのに
藤宮<ぃうっ….
桐生<無理におもいださなくてもいい。この前お前が忘れたのは・・・
藤宮<言わないで!これは私が思い出さなきゃすごく大事なことを忘れてる様な気がするの
桐生<その大事な物ってどこにあるんだろうな? 今それを探しに行ってるやつがいるんだ。
藤宮<それってもしかして、朝の…?
桐生<あぁ。見かけたら声掛けてやって。あいつスゲー喜ぶと思うから。
藤宮<でもっ…
桐生<頼む。
キャラクター紹介で実は紹介しませんでしたが、桐生 将吾、長谷の親友です。
このシーンは桐生がイケメンすぎる所がポイントです。
ちょっと間抜けな主人公の相談役となり、友達、親友として、ちょっとお節介を焼いたりもする。
自分が高校生の時にこんな立ち回り絶対できないな。と思ってしまいます。
友達のことを真剣に考えれるからこその行動だと思います。
この後日記が見つかり、長谷と藤宮が再度親密になるのですが、その場面はまさにリア充爆発しろと言わざるを得ませんw
そして感動のシーンなので、是非とも観て下さい。
個人的評価
お勧め度 ★★★★★
恋愛系作品のため、恋愛物が好きな人にはドキドキ、キュンキュンさせる内容になっている。
やはり私が現実とは違うな!と思うのは。学校生活で非常に無愛想で無口な相手に、声を話しかけるという点にある。
現代日本では、※イケメンに限る という現象があり、このアニメもそれと同じ類の物だと私は思う。
もし藤宮 香織が無愛想で無口だったら、誰も気に留めて話しかけたりは絶対しないだろう。
長谷 祐樹が公言しているように、可愛いからそんな態度の相手にも話しかけるのであって、※可愛い子に限る という現象なのだろう。
少し脱線してしまったが、長谷が藤宮と友達になるために、なりふり構わず一生懸命な姿が評価できるポイントである。
何度でも何度でも、友達になってくださぃ。という後の返事を聞くだびに鳥肌が立ち、何度涙したことだろうか….
非日常的な恋愛アニメではありますが、お勧めの作品ですので、是非恋愛好きの方はご覧ください。
公式HPよりショートミュージックビデオ
どうしよう。アニメ見た後に、OP聞くだけで泣きそうなんだが…。