皆大好き異世界転生作品の中でも屈指の人気を誇り、シリーズ累計発行部数も300万を超えている中でさらに『このライトノベルがすごい!』2017年版では単行本・ノベルズ部門で共に1位を獲得するなど大人気と言えるファンタジー作品「オーバーロード」。
以前にもおすすめの異世界転生アニメを紹介する記事の中でご紹介させて頂きましたが、2015年にTVアニメ化されて好評を博した後に2017年の頭には劇場版総集編も公開され、そして来年2018年の1月からついに待望の第2期が放送される運びとなりました!
2期の制作自体は劇場公開後に発表されていたのですが、今まで情報が出回っていなかった中で先日ティザーPVも公開されて期待はますます上がるばかりですね♪
そこで今回はじわりと近づいてくるTVアニメ「オーバーロード2」に向けて1期の復習から2期の放送内容の考察までをまとめてみました。
さあ、今一度ナザリック地下大墳墓に集結せよ!
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復習:1期から見るオーバーロード
以前紹介した記事の中で大まかな部分は説明していますので、今回はその時にご紹介しきれなかった部分を補完する形で1期の復習をしていたいと思います。
不死者の王
原作で1巻にあたる物語でアニメ1期の前半部分。
物語の導入からスレイン法国の一兵団との戦いを描いたパートですが、ゲーム世界からゲームと酷似した異世界にアバターの姿のままモンスターとして転生してしまったモモンが世界の認識を深めていくというのが主たる部分になります。
中でも後半リ・エスティーゼ王国の中でも王国戦士長として最強と言われ周囲にも武名を轟かせているガゼフ・ストロノーフを圧倒し追い詰めるスレイン法国の舞台を、アインズが赤子の手を捻るが事く圧倒的力で蹂躙する姿はまさに圧巻です!
漆黒の戦士
原作の2巻にあたる部分で、アニメ中盤がここです。
世界の情報を得るために魔法で剣士と姿を変えたアインズとお付きとして戦闘メイド・プレアデスが一人ナーベラル・ガンマが身分を隠して冒険者として名を売る事が主目的となっており、冒険者の制度や異世界人達の力の平均値が見えるパートでもあります。
盛り上がりを見せるのはやはり後半のバトルパートで、戦士としても規格外の能力を持つアインズが二本の大剣を武器に無数のアンデット相手に無双する姿や、人類の到達点の一つであり人外とも言える実力者であるクレマンティーヌですら歯牙に掛けないアインズの姿はある意味でこの作品の醍醐味ともいえますねw
ちなみに…
鮮血の戦乙女
原作第3巻に相当する物語で、1期のラストを飾るエピソードです。
その圧倒的な力を持ってこれまで向かう所敵無しだったアインズ達でしたが、情報収集を行っていた階層守護者・シャルティア・ブラッドフォールンが唯一無二の強力なワールドアイテムによって精神支配された事によって窮地に立たされてしまいます。
これまでの物語では敵との間に圧倒的な実力差があったのですが、階層守護者の中でも一対一ならば最強のシャルティアが相手という事でアインズもギリギリの戦いを強いられます。
しかしそこはやはり我らがアインズ様という事で、終始攻められる形のように見えた戦闘も終わってみればアインズの圧勝という形で決着がつきます。
アインズの「課金アイテムだよ」という台詞に噴出した人も少なくない筈w
予習:ティザーPVから見るオーバーロード
原作小説で当たる所の物語の導入である第1巻『不死者の王』と、冒険者モモンとしてのもう一つの姿で英雄として頭角を現して行く第2巻『漆黒の戦士』、そしてシャルティアの洗脳からアインズとの激闘までを描いた第3巻『鮮血の戦乙女』と、原作を照らし合わせて1期を見るとおのずと2期の姿が見えてきますね。
実際、1期のラストではシャルティアの離反によって浮き彫りになったナザリックの危うさから戦力増強の為にモンスターであるリザードマンからアンデットを制作しようという話が出ています。これはそのまま今後の動きに関する台詞と取れますね。
2期は原作4巻『蜥蜴人の勇者たち』からどこまで?
上記の理由から2期はほぼ間違いなくリザードマン達との闘争から始まるとは考えられますが、気になるのはどこまで話しを進めるのか? という点だと思います。
1期が原作3巻分をベースにしている為、今回も同等と仮定した場合4巻~6巻までが範囲となります。また、5巻と6巻が『王国の漢たち 上下』なっている為区切りはそれなりに良いものと考えられます。
しかし、これらが人気があるエピソードかというとそこは素直に同意できない所で、もしかしたら順番通りではなく進むのか、もしくはエピソードを大幅に削っていくのかは未知数とも言えますね。
最後に
如何でしたでしょうか?
本作は異世界転生の俺TEEE!!作品なのですが、こうやって予習復習をしてみると2期は1期ほど俺TEEE!!感は無いのかもしれません。
しかし、本作の魅力は主人公が最強であるという部分の他にも緻密に組まれた世界設定というものがあります。1期ではアインズの強さを存分に堪能したわけですから、2期では本作のもう一つの魅力である世界設定という部分もしっかりと描いて欲しいと感じます。
もちろんアインズ無双があるのであれば大歓迎なのですがw