一つの小さい球を繊細なコントロールで相手のコートにぶち込む遊び「ピンポン」。
そんな熱き青春の物語が一つのアニメに再現された。
2014年4月~6月までアニメ放送されました。そのタイトルは・・・「ピンポン」
感動の青春の1ページをご紹介したいと思います。
目次
- 1 あらすじ
- 1.1 キャラクター紹介
- 2 ピンポンのみどころ
- 3 心に刺さるピンポン名言集
- 4 個人的評価
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あらすじ
「才能を持つ者」と「才能を持たざる者」二人の幼馴染が卓球部に属していた。
自らの才能に埋もれ努力を怠った天才は、卓球王国中国からの刺客にあっさりと敗れてしまう。才能を持たざる者は努力で天才と言わせしめた。そんな二人の熱き青春が思わぬ展開で動きだそうとしていた・・・
キャラクター紹介
星野 裕(ほしの ゆたか)
片瀬高校卓球部所属の主人公。
通称「ペコ」
ラケット「右ペンホルダー」
戦型「前陣速攻型」
初めての敗戦での屈辱は、プライドを傷つけられ逃亡
逃げて帰ってきてから本気出すのは定番か!?
月本 誠(つきもと まこと)
片瀬高校卓球部所属のもう一人の主人公。
通称「スマイル」
ラケット「右シェークハンド」
戦型「カット主戦型」
世間一般的に卓球部員に持つ印象をそのままキャラクターにしたような存在。
「根暗、ゲーマー、無愛想、コミュ障、根は心優しい」等
彼もまた才能を持つ一人ではあるが・・・
風間 竜一(かざま りゅういち)
海王高校卓球部所属の主将
通称「風間」
ラケット「右シェークハンド」
戦型「オールラウンダー」
インターハイ2年連続優勝を成し遂げており、高校最強の絶対王者。
海王卓球部に入ったら坊主にしなければならないという、従来の卓球部の印象を覆すほどの強豪校。
「才能とは求める人間に与えられるものではない」という名言があるが、結果が求められるプレッシャーが物語っている。
ピンポンのみどころ
最終回に主人公対決のスマイルVSペコの決勝戦のシーンがある。
カットマンVS前陣速攻の対決なのだが、その熱き戦いが素晴しい。
卓球をしたことのない人にも伝わるこの必死さが身体を熱くさせた・・・
最終回はあくまでもこのような形だったが、そこにたどり着くまでの過程がこのアニメの全てを物語っている。肝心なのは試合ではなく、それまでの苦悩が視聴者の共感を得たからこその人気作品だったのだと感じた。
心に刺さるピンポン名言集
・才能はある。だが、闘争心がまるでない。
・絶対に負けない唯一の方法は闘わないことだ。
・頂点に立たなければ、見えない風景というのがあるんだよ。
この名言はあるキャラクターたちがアニメの中での発言だが、タイプ別に分けてみた。
自分に自信が無い。
プライドが高い。
挫折の表れ。
キャラクターたちの心情を名言で細かく表現しているのが、このアニメの1つの特徴だと言える。
だからこそ、見ていて心が揺れる。「ざわ・・・ざわ・・・」
個人的評価
卓球を取り囲む人々それぞれの生き方の選択的なテーマを見事に描き切った作品。
作画が最近のタイプと全く異なり、最初は絵に物凄く抵抗を感じました・・・
各キャラの心情描写が優れており、才能を持つ者と持たざる者の苦悩が痛いほど伝わってきます。「才能は努力があって初めて活かされる」それを改めて感じさせてくれました。
現実を超越している作品ではありますが、絶対ガッカリするような作品ではないと思います。
オススメなので是非ともみてください。