これまでライターのおすすめアニメとしていくつかの作品をジャンル分けしてご紹介して参りましたが、アニメジャンルにおいて今や主流ともいえる恋愛やファンタジーとは比べ物にならないほどの一大勢力を誇るジャンルといえばロボットアニメです。
これまで全体的にもライター自身が見てきた作品にしてもあまりに作品数が多すぎる為に手を付けるのに少し躊躇っていたジャンルなのですが、よくよく考えてみたら「数が多いのであれば分割すればよいのでは?」という天啓を受けて今回ご紹介する運びとなりましたw
という事で、それこそ日本のアニメ創世記から粛々と作られ続けてきた一大ジャンル『ロボットアニメ』から厳選してまずは5作品を今回ご紹介させて頂きます。
熱血あり、恋愛あり、青春あり、そして悲哀もありといったただロボットが格好良いだけではないロボットアニメの世界をこの機会に触れてみて下さい♪
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翠星のガルガンティア
トップバッターは、2013年4月より全13話で放送されましたProduction I.G制作の「翠星のガルガンティア」です。
本作は始めこそロボットアニメの定番とも言うべき宇宙での激しい戦闘シーンから物語がスタートするのですが、激しい戦闘というのは全体の実に2割か良くて3割程で、それ以外ではロボットの戦闘シーンというのは存在しません。
じゃあロボットは何をするのかというと、主に労働に使われますw
主人公であるレドが転移事故に巻き込まれて飛ばされた地球は文明が今よりもずっと後退した世界で、人々は世界の殆どの面積を占める海の上を巨大な船を使って生活をしています。
そんな中で異分子であるレドは初めて体験する地球の文化に触れながら成長していくという一風変わったロボットアニメなのですが、これがかなり面白いです。
もちろん魅力にロボットアニメ『らしくない』部分も含まれているのですが、『らしい』部分のロボットの格好良さもしっかりと押さえてあります。
ラストのチェインバーは必見ですよ♪
STAR DRIVER 輝きのタクト
続いては2010年から全25話でボンズ制作で放送された「STAR DRIVER 輝きのタクト」です。
綺羅星!
と言えば当時視聴していた人達は即座に思い出すのではないかと思う程のパワーワードで、その謎の多い世界観や綺羅星や銀河美少年といった印象的な単語達、そして何といっても本作最大の魅力といえば圧倒的青春力w
主人公であるツナシ・タクトは爽やか系美少年で、ライバルであり親友のシンドウ・スガタはクールなイケメンキャラ、そしてそんな二人が思いを寄せるアゲマキ・ワコをヒロインとして、ロボットバトルもしっかりと押さえつつも漫画に例えるならまるで少年漫画というより少女漫画に近い作品。
女性にもおすすめのロボットアニメですよw
マクロスF
続いてご紹介するのは2008年4月から全25話にてサテライト制作で放送された「マクロスF」です。Fはフロンティアと読みますw
ロボットアニメの中でもガンダムと並んで人気の高いシリーズであるマクロスの生誕25周年記念作品として制作された本作ですが、ストーリー、演出、キャラクター、これら全てが高水準の作品となっています。
中でもマクロスの醍醐味である歌の部分においては当時のCD売り上げが一般CDを抑えて上位に食い込むなど高い評価を得ています。
加えてストーリーは先程ご紹介した「STAR DRIVER 輝きのタクト」が男性二人が一人の女性に想いを寄せるのに対して、こちらは女性二人が一人の男性に想いを寄せるというもので、普段はロボットアニメが得意ではないという女性をもファンにしてしまうという一作。
もちろん男性も十分楽しめます。特にラストバトルは激熱の一言です!
天元突破グレンラガン
続いてご紹介するのは2007年4月より全27話でGAINAXが制作し放送された「天元突破グレンラガン」です。
男性のロボットアニメファンの皆様お待たせいたしました! ここまで少し女性寄りの作品の紹介でしたが、本作はガッチガチの男性向けで且つ超が付くほどの熱い作品です。
勢いとテンション、そして熱さならば他の作品の追随を許さないと言わんばかりの作品で、日曜の早朝枠に放送されていたにも関わらずその人気は当時から変わらず今尚高いままとなっています。
テンションの高い作品とは言えその構成は実によく出来ており、ストーリーを全2クールの中で4分割にして表現された演出はメリハリも効いていて今見返しても面白いと感じる名作です。
俺達を誰だと思っていやがる! は名言ですよねw
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
最後にご紹介するのは2015年10月から2017年4月までを分割4クール全50話で放送された言わずと知れたロボットアニメの金字塔シリーズの一作「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」です。
最終回を迎えたのがほんの半年ほど前なのでまだ記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。
ガンダムの名を冠してはいるもののこれまでの作品とは違い一風変わったガンダムで、放送当時から『任侠ガンダム』『腐向けガンダム』とか言われていましたが、ライター的にはここ最近のロボットアニメの中で間違いなく一番面白い作品であると言えます。
本作の扱っているテーマが生きる為の活動する少年兵やその背景にある革命運動といった重いものなので、これまでのシリーズ作品の中でもトップクラスで人死にが出ます。
しかしご都合主義に走らず、それでいて決定的に鬱になるような展開もないというある意味で意識のバランスが非常に優れている作品と言えます。
周囲の評判で手を出していなかったり数話で切った人達に、鉄華団の少年達が時代に足掻き苦しみ、それでもひたすら前へ進んで辿りつこうとした軌跡を是非見て欲しいと思います。
おすすめですよ♪
まとめ
- 翠星のガルガンティア
- スタードライバー
- マクロスF
- 天元突破グレンラガン
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
如何でしたでしょうか?
蓋を開けてみたら比較的女性向けの作品が多い紹介でしたが、どの作品も熱さや格好良さを内包した作品となっていますので男性にもウケるラインナップだったのではないでしょうか。
また、実は一番新しい「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以外は全ての作品がパチンコ機やパチスロ機になっています。考えてみればエヴァンゲリオンの人気が再上昇したきっかけもパチンコでしたし、やはりロボットアニメ作品とパチンコ業界というのは相性が良いのかもしれません。
ロボットアニメ作品はまだまだ沢山あるので今回はPart 1とさせて頂きましたが、いずれまた厳選を重ねましてPart 2としてお会いいたしましょう!