日本ライトノベル作品の一つで2007年2月~4月までWOWWOW限定で放送されていました。
かなりマイナーな百合アニメかもしれません。
アニメとは原作と違う部分が多々ありますが、ご紹介していきます。
目次
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宇宙という最前線『ロケットガールの紹介』
「はやぶさ2」の打ち上げがアッサリと成功して、宇宙開発が新しい時代に入ったのをひしひし感じながら、振り返って1990年代の、まだ「ロケットが上がるだけで嬉しかった時代」を思い出しながら感慨にふけりたい貴方にお勧めの作品、それが「ロケットガール」です!
1986年、スペースシャトル「チャレンジャー号」が爆発、1999年、H2ロケットの打ち上げが失敗、2003年にはスペースシャトル「コロンビア号」が大気圏突入時に空中分解。
そんな時代をベースにした話。
「宇宙に行く」ことが手段ではなく、まだ目的だった時代のなごりを残す人類の最前線を乙女が駆け抜けるのがこの作品です。
わかっててあえてやるハチャメチャの楽しさ
民間の宇宙開発団体が有人宇宙飛行計画を立てるものの、最新のロケットは打ち上げ失敗続きでメドがたたない。
実績のある先代ロケットでは、78Kgの宇宙飛行士を上げるには推力が足りない。
なら、体重の軽い女子高生を打ち上げよう!
というわけで、行方不明の父親を捜して南の島に来ていた女子高生、森田ゆかりは、海千山千の大人達に、よってたかって宇宙飛行士にされてしまいました。
いろいろと突っ込みどころが満載で、身体のラインがぴっちり出る厚さ2mmの宇宙服とか、そもそも訓練開始1ヶ月で船外活動スペシャリストやらせるとか、もう数えだしたらきりがないんだけど、それが全部「面白さ」に変換されてぐいぐい来ます!
実は考証の方はしっかりしていて、物理的にできるギリギリのラインを攻めてきます。
減圧訓練で平方根の計算をやらせて思考力の低下が出たり、NASAのまっとうな宇宙飛行士のほうは、きっちり予備呼吸に時間かかったり、その他さまざまな設定を真面目にやってますので、そういうのをわかった上で、あえて踏み込んでくる荒唐無稽さがいいんだと思います。
手抜きじゃないというか、ノれるポイントをわかってるというか。
宇宙空間で効果音が鳴るなんてのも、むしろご愛敬ってなもんです。
主人公:森田ゆかり
説明書きに書いてある通りの性格です。
かなり活発で行動的。
元気な女の子!って感じですね。
パイロット2:マツリ
タリホ族。ゆかりの父とシャーマンの娘で魔法使い見習いらしい。
楽天的で天然全開だが、3人の中では身体能力は1番。
やはり、野性だからだろうか…。
パイロット3:三浦 茜
見た目通り、引っ込み思案で内気な性格の優等生。
3人の中で最も軽量で小柄だが、強いGには耐えられない。
個人的には1推しキャラであるが。
加速していくストーリー
最初は嫌々やっていた主人公「ゆかり」なんですが、持ち前の気っぷの良さから徐々にモチベーションを上げていきます。
そう、徐々に熱くなっていくんです、このアニメ。
はっきり言って周囲の大人達は「ロケット上げたい」ていうエゴ丸出しなんだけど、プラネテスでも触れられていたように、この時代は、エゴがなければ最前線になんて行けません。
そして、一度宇宙を見て帰還した「ゆかり」は、もう普通の女子高生には戻れない。
そこへその背中を追いかける後輩が抱いた宇宙への夢を目指して頑張る姿に、胸が熱くなります。
この頃になると、無茶ばっかりだった周囲の大人達にも毒されてきてしまい、バックアップパイロットの「マツリ」も含め、チームとして一丸となっていきます。
徐々に持ち上がって、燃料タンクを切り離し、第一宇宙速度へと加速していくロケットさながらの疾走感です。
OPの「RISE」もいい!
開放感と疾走感がアニメと見事にリンクしています。
「ただ、宇宙に、行く」
たったそれだけの夢が、なんでこんなに心を焦がすんだろう、と。
宇宙から見た地球の光景は綺麗だし、無重力だって体験してみたいんだけど、それ以前の根源的な渇望感。
それをストレートに感じさせてくれるのが、このロケットガールです。
1話がYouTubeにて無料配信中!
『BandaiChannel』にてロケットガールの1話が無料配信されています。
全12話中の1話なのでかなり貴重なのでは?w
興味ある方はチェックしてみて下さい。
女の子たちの宇宙服がピチピチすぎる!
アニメを見たことのある方は薄々感じているのではないでしょうか?
宇宙服ピチピチすぎませんか?
プラグ○ーツかよ!?
とツッコミを思わずいれた僕です。はい。
何となくにているので…。
やっぱり似ているなぁ。。
白のぴっちりスーツはどうしてもエヴァン○リオンを連想してしまいますね。
百合で萌える?燃える?ロケットガール!チェックしてみて下さい(^-^)/