ネット上でも高評価な『劇場版SAO-オーディナルスケール』。
先日、3回目が観終りました。
- 1回目…とりあえず、観に行く
- 2回目…アニメを全話見直して
- 3回目…友人の付き添いで
どんだけ好きなんだよ…って感じですが、アニメを見てからの方が数倍楽しめます。
すっごく満足出来たし、面白かったなぁ。。
『劇場版SAO-オーディナルスケール』を観た感想と評価、軽いネタバレなんかを入れながら書いていきます。
SAOファンなら必見の劇場版
※この記事にはネタバレが含まれます
『劇場版SAO-オーディナルスケール』を未見の方の為、簡単に説明します。
今回の劇場版はアニメ版1期・2期とほぼ同じチームかつ原作者の川原礫氏が自ら脚本を担当するなどアニメの世界観を忠実に受け継いでいます。
だからSAO初見の方には厳しいのか。というとそうでもなく。冒頭にSAOの経緯を簡単に説明してくれるので初見でもある程度は理解できます。
ただ、SAO1期・2期を事前に観ておいた方がより一層楽しめることは間違えないです。(特にラスト)
もしくは、アニプレックスからTV版のダイジェストムービーが公開されているので、そちらでもある程度は分かるかも。
デスゲーム『ソードアート・オンライン』から4年後の2026年春、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。
それが「オーグマー」である。
従来のフルダイブ機能を持つ「ナーヴギア」や「アミュスフィア」の代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシンで急激に流行しつつあった。
このオーグマーは現実世界に仮想の情報を投影するため、
- どこでもTVがみれたり
- 天気予報や交通情報が確認出来たり
- お店の割引やクーポン、食の好みやカロリー計算
など便利な機能が多数実装されていた。
オーグマーの人気を牽引する要素として「オーディナル・スケール(OS)」と呼ばれるオーグマー専用のARMMO RPGがあった。
人気の理由は何といってもランキングシステムで、上位に上がる程、ゲームスポンサー企業から様々なサービスが受けられるというモノだった。
更にこのゲーム内に登場するAIアイドル「ユナ」が爆発的人気を博しており、近々ユナのコンサートが行われることになっていた。
当然、アスナ、シリカ、リズベット、クラインはこのオーディナル・スケールに夢中になる。
しかしキリトだけは、
「俺はフルダイブの方がいいや」
と、あまり気乗りではなかった。
オーディナル・スケールに旧SAOボスモンスターが出現すると耳にしたアスナ達はキリトを引っ張り出現場所である秋葉原UDXに向かう。
そこに登場したのは旧SAOの10層ボスモンスター「カガチ・ザ・サムライロード」だった。
攻撃パターンが同じなら!と立ち向かうキリトだったが、VRと違い慣れないARに転んだりしてしまい、動きが鈍いキリト。
そこへランキング2位の「Eiji」という男が現れ、あっと間にダメージを与えアスナがとどめを刺す。
このエイジと言う男はSAO生還者で血盟騎士団メンバー「ノーチラス」ではないかと疑うアスナ。
ノーチラスは血盟騎士団ではあるが、死の恐怖を克服出来ず無名の存在だった。
きな臭さを感じたキリトは一人、調査を始める。
アイドルの「ユナ」正体、そして「エイジ」の目的とは―――。
今回も危ない目に遭うアスナさん
アスナ達は依然として続く、旧SAOボスモンスターが現れるイベントに参加していた。
アスナ、シリカ、リズベットで参加したイベントに現れたボスモンスターはなんと、91層ボス。
当然、全く歯が立たないアスナ達。
そこへ、ランキング2位のエイジが現れるがシリカが突き飛ばされてしまう。
ボスの攻撃を受ける間近、アスナが庇いHPは0に。
その瞬間、アスナに異変が起こる。全てを目撃していたキリトはエイジに詰め寄るが、タイムアップ+圧倒的な強さ に為す術がなく立ちすくむ。
真夜中、アスナは自分の身に起きている異変に気付く。
SAO時代の記憶が薄れている
翌日、病院へ行き精密検査を受けるが記憶障害の原因は不明…平常心を失いつつあるアスナを必死に支えるキリト。
同じようにエイジにやられたクラインにも同様の症状が出ていることを知ったキリトは原因がオーディナル・スケールにあると踏み、一人ボス戦イベントに参加をする。
シノンのサポートもあったが、SAO生還者がやられた際スキャニングが行われている事を知ったキリトは開発者の重村教授にオーグマー停止を進言する。
しかし、あっけなく断れてしまう。
その晩、キリトは初めてアスナの家を訪問した。
偶然、アスナの日記を発見する。
そこには、「記憶を失うことの不安や大切な約束を忘れてしまったこと」などが書いてった。
アスナの記憶を取り戻す
誓ったキリトはユナのライブまでにオーディナル・スケールの順位を上げるべく、ボス戦を片っ端からこなしていく。
その姿はかつて、SAOでソロだったキリトそのものだった。
最終的には1桁まで順位をアップする。そしてライブ当日。
キリトは約束通りエイジと決着をつける為に駐車場へ向かう。
大活躍したのはユイでしょ
毎回?な気もしますが、劇場版でもユイさん大活躍でした。
情報収集から事件調査、装備のロードなど。
もう欠かせない存在ですね。
ユイの存在はチートだろ!
ファンサービスが目白押し
こんな完璧な劇場版観たことないわ
1800円が安いと思えた久々の映画
劇場版のために作られたオリキャラとオリジナルストーリー的なよくある劇場版かなーと思って期待せずに観にいったら
度肝ぬかれたわ
遠距離火力ないSAOでアレ出すとかカヤバーンはゲームクリアさせる気ゼロだったんだなぁ
泣いてしまったじゃないか…
など、かなり高評価の『劇場版SAO-オーディナルスケール』。
さすがは原作者の川原礫氏が脚本を務めただけあって、細かく仕上がっています。
何といってもラストのマザーズ・ロザリオは涙腺崩壊モノ。
SAOファンにとってはたまらない作りになっています。
ユナとエイジの過去を知ると、さらに鳥肌が…
音楽が素晴らしい
アナ雪で大活躍かつ素晴らしい歌唱力を聞かせて頂いた、リアル歌姫の神田沙也加さん。
神田さんが今回、ユナ役として登場する鬼がかっているキャスティング。
声は合っているし、演技素晴らしいし、歌声最高だし。
文句のつけようがありませんよ!
みどころは多くあるので、観て損はないです。
アニメ3期(SAO アリシゼーション編)は間近か
さて、映画の最後に登場した
SAO will return
こ、これは…
- ついに『アリシゼーション編』が始まるのか…
- それとも『SAOP』をやるのか…
公式発表はまだにしても、何かしら続きをやるのは間違えなさそうですね。
もし、『アリシゼーション編』やるならってことで、少し概要をご紹介。
謎多きベンチャー企業「ラース」の開発した次世代フルダイブ実験機
「ソウル・トランスレーター」
のテストダイバー(アルバイト)行うキリト。
テスト中に「死銃事件」の実行犯最後の1人の襲撃を受け、薬剤注射による昏睡状態に陥ってしまう。
キリトが目を覚ますと、人間同然の豊かな感性を持つNPC達が住まう仮想世界「アンダーワールド(UW)」が広がっていた。
ログアウト不可という旧SAOと同じ状況に陥る中、キリトは現実世界への道を求め、親しくなった少年・ユージオと共に世界の中心
「セントラル・カセドラル」
を目指すことになる。
現実世界の和人は搬送先の病院から昏睡状態のまま連れ出され、行方不明になっていた。
アスナたちは和人の行方の手がかりを求め、藁をも掴む思いで茅場の恋人だった神代凛子にコンタクトを取る。
キリトを救う為、アスナは「アンダーワールド(UW)」へのログインを決意する。
SAOの各章
- アインクラッド編
- フェアリィ・ダンス編
- ファントム・バレット編
- マザーズ・ロザリオ編
- アーリー・アンド・レイト編
- アリシゼーション編
ソードアート・オンライン 文庫 1-18巻セット (電撃文庫)