ギャグアニメの極致【よんでますよ、アザゼルさん】

ギャグアニメといえば、

最近でいうと、「銀魂」くらいでしょうか。

少なくなったような気がします。

そんななか、ギャグアニメの究極系とえるアニメを紹介します。

「よんでますよ、アザゼルさん」

です。

でも、はじめに言っておきます。

内容は実にくだらないです。

まあ、ギャグアニメ・マンガなので、くだらなさこそが面白さともいえますし、とても失礼な言い方ですがしょうがないのです。

事実ですから。

声をあてられている小野坂さんや神谷さんたちも、ラジオで同じことを仰ってましたから本当にそうなんです。

ただし、面白いです。

これぞギャグアニメ。テンポも凄まじく早く、１５分アニメと言う事もあってあっという間に終わってしまうくらいの面白さです。

(あと念のため、この作品はブラックユーモア・下ネタなどが満載ですので、苦手な方にはお勧めしません。というか観ない方がいいかも)

『よんでますよ、アザゼルさん』の紹介

舞台は現代。

ある探偵事務所にアルバイトとして入ったヒロイン？の佐隈りん子は、雇い主である芥辺が実は悪魔を使役する「悪魔使い」であることを知る。(知った理由は覗き見したとかではなく、芥辺が積極的にりん子にばらした)

りん子が最初に出会った悪魔がアザゼル(たぶん主人公？)。

芥辺によって無理やりアザゼルと契約させられて、りん子は悪魔使いとなり様々な悪魔との出会いと騒動。

そして悪魔と敵対する天使との争いなどを、コメディ満載(というかコメディしかない)で描かれた作品です。

主要キャラクター

アザゼル

本作の主人公？と思われるキャラ。

犬のような容姿で関西弁を話す陽気なキャラで、ヤンキーのような性格と、甘えん坊の子どものような性格を併せ持つ。

しかし、りん子を含め後から出てくるキャラほとんどに軽く見られ次第に雑に扱われるようになってゆき、それでも挫けない不屈の駄目男キャラ。

アザゼルの性格が声をあてている小野坂昌也さんと似すぎており、ラジオでは神谷浩史さんなどからよく同一存在としていじられている。

ベルゼブブ９３１世(ベルゼブブ優一)

アザゼルの悪友。蠅の王のはずだが、ペンギンみたいな容姿の悪魔。魔界の貴族で丁寧な言葉遣いをする反面、怒ると汚い言葉を連発する。しかもス○トロ趣味を持つまさしく蠅の悪魔。よくアザゼルとともに失敗をして芥辺にボコボコにされる。

佐隈 りん子

本作のヒロイン？。はじめは普通の大学生の女の子だったが、次第に金に執着する本質が露わになっていく(悪魔使いは人として何かが欠落した者しかなれない)。

芥辺

本作の大ボス？。りん子の務める探偵事務所の探偵で、悪魔使い。悪魔ですら敵わない強大の力をもち、その本性は謎に包まれている。

個人的推しキャラ

まあ、別に無理に推さなくてもいいのですが…(～△～；)

というのも、このアニメ、まともなキャラが一人も、一匹もいないｗ

悪魔でいえば、ド変態犬に、ス○トロペンギンに、ドＭトカゲに、ストーカー人魚(他いろいろ)。

人間でいえば、恐怖のドＳ探偵に、お金大好き女子大生。

一体誰を推せというのですかｗ

しかし、悩んだ末にたどりつきました。

ギャグアニメにまともな発想のキャラ評価をしたって無意味じゃないか

と、言う事で、いかにぶっ飛んでいるかという観点で推しキャラを選びます。

では、では候補。

悪魔

• アザゼル
• ベルゼブブ
• モロク
• サラマンダー
• アンダイン
• ルシファー

人間

• 佐隈りん子
• 芥辺(人間なのか不明ｗ)
• 堂珍光太郎

天界

• 神
• サリエル
• ゼルエル

こんなものでしょうか。

一応簡単な紹介。

・モロク

牛のような悪魔。声を玄田哲章さんがあてていることもあって大物っぽいが、二度目の登場で死亡する。

・サラマンダー

トカゲのような恐竜のような容姿の悪魔。常に褌に刀という姿でおり、前時代的な男尊女卑価値観の持ち主。実はドＭ。

・アンダイン

人魚の容姿をした悪魔。婚期を逃したため男を極度に求めるストーカー体質の持主。

・ルシファー

画像参照先：http://seiyu.matrix.jp/terakoyasu/c_lucifer/m0/

最強の悪魔と噂される存在。しかし召喚された容姿はかわいらしいコアラ。

・堂珍光太郎

ひょんなことから悪魔使いとなった中学生の生意気小僧。異常なキャラクターばかりのなかで、実は一番常識的な存在と思われる。

・神

シルエットのみ登場する神さま。下ネタをふくむギャグを言う事を好むが、気に入らない相手は容赦なく罰する。

・サリエル

悪魔と敵対する天使。東京都渋谷区新宿区管轄。モロクのグリモアを回収したことで、童天使に昇格(なんだそりゃ)。

・ゼルエル

山を愛する髭面のおっさん天使。グリモアと間違えて札束を持ち帰ったことで、天界を追放され堕とされる。

と、いうわけで、それにしてもロクな奴がいない……のは置いといて、別視点からキャラを評価。

その結果の推しキャラは………。

「ルシファー」

です。

能力的に強いとか、そういうことは置いておいて、何が高評価だったかといえば、

声をあてている子安武人さんの演技です。

いや、これは超おもしろいです。すごいです。

もう子安さんが好き勝手喋ってるんじゃないかというような流れるようなマシンガンセリフ。くわえて、アザゼル役の小野坂さんとの掛け合いの絶妙さによって、すばらしいｗおもしろキャラとなっています。

ただでさえギャグアニメでおもしろキャラばかりなのに、そのなかでさえ群を抜いている。是非観てみてください。

続編情報などなど

アザゼルさんのシリーズはテレビ版で２クール。さらに漫画単行本についているＯＡＤで３本でています。

原作漫画も「イブニング」で連載中ですので、これからも単行本の発売と同時にＯＡＤ形式でアニメがでるかもしれません。

あと、本作のラジオ「きいてますよ、アザゼルさん」もネットの「アニメイトＴＶ」にて毎週火曜日に配信されています。

パーソナリティはラジオの帝王・小野坂さんですので、こちらも聞いてみてください。